神戸大学(経営)出題傾向
*神戸大学は願書取り寄せ時に過去問のコピーサービスを受けるための用紙が入っています。
H16年度 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
(専門) T. 今、ある小規模企業が職能性組織で経営されているとする。そして何年か後に、この企業が大規模企業に成長したと仮定する。そのときあなたは、この大規模企業を事業部製組織として経営すべきだと思うか、それとも職能性組織のままで経営すべきだと思うか。どちらの見解をとるにしても、その理論的根拠を示して答えなさい。(34点) U. (1) X1年度の期首に、A社は機械を1,000万円で購入した。当該資産の残存価格が取得原価の10%、耐用年数が8年であるとする。定率法、定額法それぞれの方法による場合のX2年度の減価償却費 はいくらになりますか?(定率法でつかわれる数字は与えられています。)(3点×2) (2) X1年度の10月におけるB商品の売買状況はしたの表の通りであった。このとき、先入先出法、移動平均法、総平均法をそれぞれ適用した場合のB商品の月間売上原価を計算しなさい。(3点×3)
(3) 発生主義・実現原則・対応原則の三つの原則に関して、これらの原則が企業の期間損益をどのように 決定するかについて説明しなさい。(18点) V. 次の設問にしたがって解答しなさい。(33点) (1) 市場の失敗とは何かを説明しなさい。(5点) (2) 市場の失敗が生じる原因を4つあげなさい。(4点) (3) それぞれの原因が市場の失敗を導くロジックを説明しなさい。(16点) (4) 市場の失敗の是正策について説明しなさい。(8点) ほんとに見事に3つの必修科目の試験問題を出したような感じです。T番は職能制と事業部制の長所短所を聞く問題と見れますし、U番は簿記2級やってたら計算は楽勝でしょう、いかにもカイキソの問題。V番も基本的内容ですね。高得点が要求されたと思います。 (数学) 具体的な行列式や数式は書けませんw 1. n+1次の正方行列が与えられ、その行列式の値がある式になることに等しいことを証明。(40点) 2. 積分値を求める問題(重積分)(40点) 3. 与えられた数列について (1) この数列が収束すれならばyes、発散もしくは振動するならばnoと書きなさい。 (2) yesを書いた人へ:数列が収束することを示し、極限値を求めなさい。 noと書いた人へ:数列が発散もしくは振動することを示しなさい。 (20点) |
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H15年度 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
(英語) かなり易しかった模様。 (専門)※相当にあいまいですwスミマセン 1. アメリカのビックバンの背景に関して or 明示大正時代の人事労務管理 2. 原則主義会計と発生主義会計について 3. ミクロ経済学の問題(ギッフェン財を超過級財として出題) (数学) 数学ですがかなり難化です。 一番はヘボですが、二番の重積分はエグイ。 理系の俺ですら忘れてた。まあ、真面目に一回生の解析学を しっかりやってたらできるんだけど。できなかった。 三番は面白い問題。極限についてだけど、 これは大学受験時にどこまで数学Vをやってるかでしょう。 開始30分で早退者が5人くらいいました。 恐らく、数学を見て諦めた文系数学受験者でしょう。 俺も開いて∫(インテグラル)が二つ付いてて焦ったもん。 (数学受験者さん提供) |
1. 9問から5問選んで説明(H13以前は50文字以内)
範囲の経済、貸倒引当金、経営資源・・・・のように単語の説明といった感じになります。
2. 3問から2問選択(H13以前は900文字以内)
H14 1. ミクロ経済学の計算問題
2. ITが企業に与える影響
3. 企業会計原則を説明
H13 1. コーポレートガバナンス
2. 貸借対照表に関する問題
3. 流通の効率性はどのように測ればよいか?
(過去に出た内容)
終身雇用の変革、ディスクロージャーの定義、百貨店売上の低迷要因、コンビ二に関する問題、
インターネットが企業や消費者に与える影響、コーポレートガバナンスにおける会計の役割、
企業の社会的責任、規制緩和や自由化が企業に与える影響
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