京都大学H16年度問題

ともかく試験問題のうち小論文の問題だけ一応書いときます。(kioさん提供)

問一、競争市場は効率的な資源配分を実現する。複数種類の生産要素(資源)を複数種類の財の生産に分配する状況を想定し、以下の問に答えなさい。
1)パレート最適性(効率性)について説明しなさい
2)次の語句を用いて、効率的資源配分の(必要)条件を示しなさい
  消費の限界代替率、生産の限界代替率、限界転形率、効率性軌跡
  生産可能性フロンティア、契約曲線
3)消費者と生産者の行動を踏まえて、競争市場ではいかにして効率的な資源配分が実現されるのかを説明しなさい。

問二、現在、わが国は、たび重なる景気対策としての公共投資の結果財政赤字がふくらみ、なおかつ金利もほぼゼロに近い状況が続いているにもかかわらず、本格的な景気回復は訪れていない。このような状況を見て、一部にインフレターゲット政策を提唱する見解が勢力を得ている。その政策の経済学的な含意について論評せよ。

問三、近年の日本企業は、コーポレート・ガバナンス(企業統治)のあり方が問題だといわれている。これに関連して、現代の日本的経営の問題点を一つ以上取り上げ、日本企業のコーポレート・ガバナンスのあり方がどのような点で問題であり、どう改革したら望ましいかについて、従来の経営学や経済学の基本的議論をふまえながら論じなさい。

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